「ご自由にお取りください」というスタイルのキャンペーングッズが予定よりも早くなくなった| これって問題なのか?

韓国のIKEA では、店頭で鉛筆を無償で提供しているようです。どうも、「ご自由に劣りください」というような感じで、欲しい人が持っていくスタイルのようですね。

この鉛筆がちょっとした話題になっているようです。何が起きているかと言うと、鉛筆を取っていく人の数が、かなり多いのだそうです。1

他国の10倍以上のペースで無くなる鉛筆

記事によると、他国の2年分に当たる在庫が、わずか2ヶ月で無くなったということですね。と言うことは、他の国と比べて、10倍以上のペースでもって行かれているということです。

中には酷い人もいるようです。1人で数十本をまとめてもっていく輩までいるのだとか。

がめついとか卑しいとか言う以前に、なぜそんなことをするのか全然理解が出来ません。そもそも鉛筆なんて、そんなに何本も必要なものではありませんよね。

特に最近はシャープペンシルを使うことの方が多いので、私自身も自分がいつ鉛筆を使ったか全く覚えていません。多分、子供がいない家庭だと、鉛筆削りを持っていない場合だって多いでしょう。

配るにしても、鉛筆なんて貰っても困ってしまいますよね。

IKEAは問題視しているのか?

他国の10倍以上のペースで鉛筆が持っていかれるという現状をIKEA はどう考えているのでしょうか。問題視したりしているのでしょうか。

記事のタイトルを見ると、問題行動であるかのように報じられていますよね。また、Yahoo!ニュースのこの記事のコメント欄も、問題アリとして断罪しているものが多いです。まあ、あそこは、韓国の記事なら何でも叩く人が集まっているのですけど。

でも常識的に考えたら、キャンペーングッズを貰ってもらえるのは、悪いことでは無いですよね。IKEA の鉛筆が欲しいと言ういうことは、韓国の人々がIKEA の価値を高く評価しているともいえます。これは、IKEA に取っては嬉しいことでしょう。

記事によると、ネットオークションなどで転売されているようですが、これもIKEA に取ってはプラスのニュースです。無料で配ったものがネットオークションで売れるということは、IKEA のブランド価値がある事の証左であるとも言えるからです。

キャンペーンが想定以上にうまく言った例として、プラスに考えるのではないでしょうか。逆に、IKEA にとっては、マイナス面はほとんど無さそうです。

IKEAが支払うコストはたいした額ではない

ところで、IKEA は鉛筆一本に対して、どの程度のコストをかけているのでしょうか。ざっくりと考えてみましょう。

まず鉛筆の販売価格ですが、国内有名メーカーのものだと、1ダースで400円前後という感じみたいですね。もちろん、もっと高いものもありましたが、標準的なところだとそのあたりです。

ただ、質にこだわりが無ければ、もっと安く手に入れることも出来るようです。例えば、100円ショップだと、1ダースが100円という商品すらあるようです。

無料で配布する鉛筆ということでしたら、おそらく100円ショップ程度の水準の商品を使うでしょう。駅前で配られているティッシュなども、質が悪い紙を使っていますよね。鉛筆もそれと同じことをする可能性が高いです。

100円で12本入りということは、1本約8円ということです。大雑把に利益率を5割とすれば、1本の仕入れ値は約4円ということになります。仮に10本取られても、40円程度の費用しかかかっていないわけです。

まあ、この程度なら、目くじらを立てるほどの額でもありません。経営上問題ないという判断をしても不思議ではありません。

もちろん、全員が全員、20本ずつ取っていくなら、話は別でしょうけどね。ごく一部の人間がやることなら、大目に見る方が商売上得だという判断もあるのでしょう。

鉛筆なんてたくさん持っていても仕方がないものです。最初は10本20本ととっていった人たちも、何度も繰り返し取りに来たりはしないでしょうしね。

ポケットティッシュよりははるかに有利かもしれません

ちなみに、駅前などで配布しているポケットティッシュですが、これが1つ3円前後で仕入れられるようです。ということは、鉛筆を配ることが特に豪華と言うわけではなさそうです。ポケットティッシュよりは多少お得と言うくらいでしょうか。

ポケットティッシュの場合は、2つ同時に渡すバイトも多いですよね。そこまで考えると、鉛筆の方が安上がりな可能性すらあります。

さらに言うと、ポケットティッシュは不特定多数の人に配るものです。それに対して、鉛筆は、IKEA に客としてきた人が自分の意思で持っていくものです。広告の効果としては、当然、鉛筆の方が上ですよね。

IKEA 喜んでいたりして

以上のように考えると、鉛筆が無くなるペースが速いのは、IKEA にとって悪いことではなさそうです。というか、むしろ喜んでいる可能性の方が大きそうですね。韓国の人に価値を認められたと思うはずです。

しかも、マスコミでも取り上げられれば、宣伝効果としてはかなり大きくなります。予定していた以上のメリットがあったと考えて良いのではないでしょうか。


  1. IKEA韓国1号店、無料配布の鉛筆2年分が2か月余りで底をつく・・韓国ネットは「予想してたけど恥ずかしい」「韓国になかった頃、日本から…」
    FOCUS-ASIA.COM 2015年2月12日 []

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