起業するときにはリスクを正確に見積もらないといけません| 北朝鮮一本で勝負するのは流石にねえ

朝鮮日報日本語版の記事に、「(朝鮮日報日本語版) 開城操業中断:『死刑宣告』に進出企業呆然、設備撤収に懸念も」という刺激的なタイトルの記事が載っていました。どんな内容かというと、韓国政府の方針で北朝鮮が開城の工業団地を閉めるので、韓国企業が困るというものです。1

韓国企業が北朝鮮国内に工場を建てるという仕組み

開城工業団地というのは、韓国企業が進出している工業団地です。そこに工場を作って北朝鮮の労働者を雇って働かせるという仕組みになっています。

韓国にとっては安い人件費で工場を動かすことができるというメリットがあります。一方、北朝鮮にとっては、雇用対策になるというメリットがあります。

ですから、うまく行っている時期には、双方にメリットがある取り組みだったわけですね。

しかし、北朝鮮が水爆実験とミサイル実験を立て続けに行いましたから、韓国政府としても現状維持とは行かなかったのでしょうね。そうなると、工場を閉鎖する以外に選択肢はなくなってしまいます。

短期的な閉鎖なら、被害は限定的なものになるかもしれません。しかし、長期で再開できないとなると、問題は大きくなりそうですね。一応保険もあるようですけど。

ここにすべてをかけるのはリスクが大きすぎ

このニュースで特に気になったのが、次の部分です。

他に生産拠点を持たない零細業者が多いため、会社の廃業につながりかねないとの叫びだ。

北朝鮮との合弁にすべてをかけるって、いくらなんでもリスクを取り過ぎでしょう。日本人の感覚としては、ちょっと理解ができないですよね。

彼らの中では、北朝鮮に対して、少し違う印象を持っているのでしょうか。世論調査をやると、北朝鮮よりも日本の方が軍事的な脅威であるという意見も多いようですからね。

まあ、それにしても、ここにすべてを賭けてしまうのは、ちょっとリスクを取り過ぎでしょう。リスクの見積もりが甘すぎたと言わざるを得ません。

聞いた話によると、韓国ではある程度の年齢になると、会社を辞めて起業するという人が多いのだそうです。辞めてというか、会社にいられなくなるらしいですけどね。

そういう人が借金をするので、韓国の個人負債は急激に増えているのだとか。今回影響を受けた人の中にも、そういう人がいるのかもしれませんね。

まあ、なんにしても、起業をするときにはリスクの見積もりを慎重にしたいものですね。さすがに北朝鮮一本で勝負するのは、怖すぎます。


  1. (朝鮮日報日本語版) 開城操業中断:「死刑宣告」に進出企業呆然、設備撤収に懸念も
    朝鮮日報日本語版 2016年2月11日 []

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