会社を辞めるのは個人事業主への第一歩| 前後の手続きなどについて把握しておこう

個人事業主を始める人の多くは、勤めている会社を辞めてから事業を始めるはずです。ということは、会社を辞める前後の手続きや会社を辞めた後のお金の出入りは、個人事業主になる人は理解しておくべきでしょう。

社会保険や労働保険関係の手続きがあり、かなりやることは多いです。また、雇用保険からお金がもらえる可能性もあるので、そのあたりも見逃せません。

公的な医療保険はどうする?

会社を辞めると、公的な医療保険を入りなおす必要があります。サラリーマンが入っている健康保険は、会社などに雇われた人の制度だからです。

会社を辞めると一般的には、市区町村が運営する国民健康保険というのに入ることになります。ただ、任意継続被保険者と言う特別の仕組みを使って、以前の健康保険を一定期間続けることも可能です。

失業保険はもらえるのか?

会社を辞めるということは、失業保険(雇用保険の基本手当)はもらえるのでしょうか?

残念ながら、個人事業主を始めるために会社を辞めた場合は、雇用保険法で言う失業の状態ではありません。ですから、失業保険はもらえません。

しかし。違った形で、お金がもらえることもあります。

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国民年金の手続きも忘れずに

会社を辞めると、一般的には、国民年金の第2号被保険者から第1号被保険者になります。そして、この手続きは自分でする必要があります。

最悪この手続きを忘れても、国民年金は一定期間はさかのぼって納付することは可能ですけどね。適切なタイミングで手続きするに越したことはありません。

会社を辞めるとやりにくくなることがある

会社を辞めるとしにくくなることもあります。例えばクレジットカードは作りにくくなりますし、住宅ローンも駆りにくくなります。会社員を辞めると、信用をなくしますから、当然ですよね。

そういったことは、会社を辞める前に手続きを済ませてしまった方が良いかもしれません。特に、事業用のクレジットカードは、プライベート用とは別に作っておくことをおすすめします。

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