お手ごろ価格!電柱広告っていくら位するのだろうか?

電柱広告は個人事業主でも比較的利用しやすい、安価な広告媒体の一つです。ただ具体的にいくらくらいかかるのかは、ご存じない方も多いでしょう。何となく費用が安そうなのは想像が出来るのですけどね。明らかに個人事業と思われる小さなショップも利用していますし。

そこで、電柱広告を使う場合に、実際にどの程度の費用がかかるのかを調べてみました。イメージに違わず、確かに個人でも利用できそうな料金でしたよ。

電力会社の子会社が業務を行っているようです

電柱広告に関しては、電力会社の子会社が業務を行っていることが多いようです。東京電力管内の場合は、東電タウンプランニングと言う会社が業務を引き受けているようです。東京電力の100%子会社です。

東電管内以外だと、例えば関電管内の場合は関電サービス株式会社というところが担当しています。中部電力管内では、中電興業株式会社が担当しています。

以下、東電タウンプランニングを例に見ていきましょう。細かい料金は違いますが、システムは大体似たような感じみたいです。価格帯も大体同じです。ですから十分参考になるはずです。

料金体系は?

東電タウンプランニングの場合は、広告の製作費用と月額の広告費用と言う形の料金体系になっています。広告の製作費用には設置や撤去、メンテナンスの費用も含まれます。

まず広告の製作費用ですが、一個当たり1万円に消費税がかかります。この金額で設置から撤去まで行ってくれるわけです。枚数が増えると、割引もあるようです。

次に月額の広告代金ですが、地域によって差があるようです。東京23区内だと、2,600円、2,800円、3,000円の3段階に分かれています。何れも税抜き価格です。神奈川県だともう少し細かくて、税抜きで2,000円、2,200円、2,400円、2,600円、2,800円の6段階です。人口密度やら人通りやらで料金が違っているようですね。

ちなみに、ざっと見た限りでは、月額の一番安い地域で1,600円でした。場所によって2倍程度の月額料金の差があるということです。でもこれって、意外と価格差が小さいですよね。駅に近い繁華街と郊外では、人の目に触れる数がぜんぜん違うでしょう。もっと価格差があってもいいように感じます。

この数字をもとに、年間の広告料金を計算してみましょう。1枚の看板を作ってそれを1年掲示するには、税抜きで2万9200円から4万6000円のコストがかかることが分かります。最大でも年間5万円かかりません。まあ、個人でも無理なく何枚か設置できる金額と言えそうですね。

ちなみに、2年目以降は広告の製作費用が要らなくなるので、さらにコストを下げられます。長期で広告掲載をしたい人は、検討してみると良いでしょう。

広告のサイズは意外と大きい

広告には「掛け広告」と「巻き広告」の2種類があるようです。

掛け広告というのは、電柱から突き出す形で設置される広告です。サイズは高さ110cm横44cmです。小学校低学年の子供の身長くらいの高さがあるイメージですね。

巻き広告というのは、電柱に巻きつけるタイプの広告です。サイズは高さ150cm、横33cmです。こちらは、小柄な成人女性くらいの高さだと思うとわかりやすいでしょうか。

率直に言って、どちらのタイプも意外と大きく感じます。このくらいのサイズだと、車に乗っている人でも気づく可能性が大きいですね。歩行者はかなり注目しそうです。どちらも色使い次第だとは思いますが。

ちなみに、色に関してはある程度の制限があるようです。例えば、背景を真っ赤にしたりは出来ないようですね。景観を損なわないような配色が必要なのでしょう。

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