個人事業主や中小企業の経営者向けのカードローンががあります。シンキ株式会社というところの「オーナーズセレクトカード」というカードローンですね。
金利が高いので利用目的は限定されるかもしれません。それでも、短期の資金繰り目的などで使うには便利なカードではないでしょうか。
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貸出をするのはどんな会社?
シンキのサイトを見ると「新生フィナンシャル株式会社」というところが株主になっているようです。新生フィナンシャル株式会社のサイトを見る限り、どうやら新生フィナンシャル株式会社の100%子会社みたいですね。
ちなみに、新生フィナンシャル株式会社の株式は、株式会社新生銀行と全日信販株式会社の2社がもっているようです。と言っても、99.8%は新生銀行がもっているので、実質的には新生銀行の100%子会社と同じようなものだと言って良いでしょう。
つまり、シンキという会社は、新生銀行の傘下にある会社だと考えていいようです。シンキのサイトの上部にも新生銀行グループの文字がありますし。
ちなみに、最近は消費者金融も銀行の傘下にあるものが多いです。この会社に関しても、その流れなのでしょう。
いくらまで借りられるのか?
融資は最大300万円までということです。金額としてはそれ程大きくはありません。
まあ、金利の高さを考えると、そもそもそれほど大きなお金は借りたく無いですけどね。返済が難しくなるでしょうから。
利息は?
利息については、サイトから引用してみましょう。
A. 実質年率13.0~18.0%です。お利息は、利用日数に応じた日割計算となります。
お利息=ご利用金額×貸付利率÷365日(閏年は366日)×ご利用日数
金利の水準としては、消費者金融と同じくらいでしょうか。
どんな目的で利用できる
このカードのトップには、次のような文言が並んでいます。
◆事業拡大に伴う設備投資に。
◆つなぎ資金、立替資金に。
◆資産の少ない個人経営者様に。
◆とにかく急ぎで資金が必要な方に。
まあ、最初の2つは理解しやすいです。
パソコンなどを買う目的なら、利用しても良さそうな気がします。ただ、長期的な返済が必要な設備を買うのに使うのは、率直に言って怖いですけどね。
つなぎ資金の目的で持っているというのは、一番納得しやすいでしょう。業種にも拠りますが、売上と入金のタイミングがずれるビジネスは少なくありませんから。
とにかく、ちょっとした資金繰りいのためにもっていると便利なカードという感じの位置づけで良さそうです。
逆に言うと、大きなお金を借りるのには不向きという言い方もできます。
総量規制の対象外になる?
ちなみに、このカードの最大のポイントは、次の部分でしょう。
■事業性資金は総量規制の対象外
一定の要件を満たすことにより「総量規制の例外」としてビジネスローンがご利用いただけます。
個人の借入れに関しては、総量規制というルールが適用されました。借入れ総額が年収の3分の1までに制限されるというものです。
ただ、この総量規制には例外があります。そのうちの一つが事業性資金です。一定の条件を満たすと、総量規制を越えてお金が借りられるわけです。
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