会社を辞める前に出来るだけお金を貯めておくのは大事なことです。こんな事は言われるまでも無いとは思いますけどね。でも、いくら強調しても強調しすぎということは無いと思うので、今一度確認しておきましょう。
具体的にいくらためるかというのは、業種や営業の形態によって異なるでしょう。しかし、一般的にそれらを始めるのに必要だとされるお金よりも、ちょっと余分に貯めておくの大事です。
収入が無い状況は不安ですよ
会社を辞めて起業の準備を始めると、お金は出て行くばかりです。起業するには様々なものを購入する必要がありますからね。特に人を雇ったり事務所やお店を構えたりすると、かなりのペースでお金は出て行ってしまいます。それに、当然ですが、生活費だって必要です。
一方で、どんなビジネスをするにしても、最初はほとんど収入がありません。会社を辞める前から副業として起業準備をしていて、最初からまとまった収入があるというケースなら別でしょうけどね。普通は収入ゼロです。
つまり、どんなビジネスをするにしても、最初の数ヶ月は預金残高が減る一方なのです。この期間は、預貯金と借入れなどでしのがないといけません。
経験が無い人には分からないかもしれませんが、この状況は精神的に結構こたえます。凄い不安に襲われる人もいるようです。
もちろん将来的には収入が増えて、自分のビジネスで稼いだお金で暮らしていけるようになると信じて始めるわけです。でも、個人事業主の将来の成功なんて、何の保証もありません。所詮は、本人の願望以上のものではないのです。
ですから、ちょっとでも自分のビジネスの成功を疑うような瞬間があると、途端に不安感に包まれてしまうわけです。特に、具体的なビジネスを始めた後の、軌道に乗るまでの時期は精神的につらいと思います。色々試しても上手くいかない期間ですね。
精神的に余裕が持てる計画を
こういう状況を乗り切るためにも、ある程度の預貯金の準備は必要なのです。そして、それは多ければ多いほどいいわけです。
もちろん、固定費があまりかからないビジネスをはじめるというのも、同じ理由で賢い選択だと思います。店舗や事務所を構えないで始められるビジネスを考えるとか、人を雇わないでもできるビジネスを考えるとかね。
定期的に出て行くお金が少なければ、やっぱり焦りは小さくなりますからね。これは、ぜひやっておくべきでしょう。もちろん、店舗や事務所が無いと、どうしようもない種類の仕事もありますけどね。
失敗する確率を減らすためにも、最初は堅実に行くべきでしょう。小さく生んで大きく育てるのがポイントです。
お金は積立で準備をしましょう
ちなみに、お金を貯めると金は、積み立てで貯めることをお勧めします。毎月何万円かを自動的に貯められる仕組みを使うわけですね。
残念ながら人間というのは意志が弱いもので、節約してお金を貯めようと思っても出来るものではありません。ですから、半ば強制的に、毎月○万円という形で積立て行くわけです。
幸運な事に、最近は積立型の金融商品も増えています。そういうものを利用して、お金を貯めることを考えたらいかがでしょうか。
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