趣味を生かして独立しようとしている人は、会社を辞める前にウェブサイトを作っておくといいかもしれません。有意義な情報発信が出来れば、顧客や取引先の候補となる人と、起業前の早い段階で知り合える可能性があるからです。
あるいは、優秀なウェブサイトなら、集客につなげることも出来るでしょう。会社員時代に作ったホームページをビジネス用にそのまま使うかどうかは別にして、集客ツールとしての価値は十分にあるはずです。
作っておくに越したことはありません。
補足:SNS よりもウェブサイトの方が良いと思います
人脈づくりという意味なら、もちろん、SNS を活用するという手もあります。でも、可能であれば、ちゃんとしたホームページを作っておいた方が良いのではないかと思います。
ホームページを作れば、あなたの知識や考えていることを第三者がチェックしやすいですよね。その方が、仕事という意味ではつながり易いはずなのです。
SNS だと、どうしても、断片的な情報になってしまいますからね。
もっとも、ホームページを作るのは、ちょっと手間ですけどね。やる価値はあると思いますよ。将来も使えるビジネスツールになりますし。
それなりの人を集めるにはかなりのボリュームは必要でしょう
ウェブサイトを作るには、それなりに人を集めたいですよね。誰も見てくれないサイトでは、存在する意味がありませんから。
経験的に言って、1日100人以上の人を自分のサイトに集めようと思うと、数百ページ以上のコンテンツは必要な事が多いです。色々テクニックを使えば、もう少し少ないページ数でも何とかなるようですけどね。
テクニックや知識を持たない人が、確実に自分のサイトに人を集めようと思った場合は、かなりのボリュームが必要です。これは、覚悟をしておいた方が良いでしょう。
しかも、どんなものでもいいのではなく、それなりの量と質が無いと意味がありません。芸能人のブログのように、1ページにつき100文字程度ではお話にならないのです。あれは、芸能人として名前があるから、ビジネスとして成立しているというだけの話なのです。
それだけのコンテンツを作るのは、一般的にはかなり大変なことだと思います。しかし、趣味を活かして仕事にするのなら、100ページや200ページのコンテンツを作るのはそれほど大変ではないでしょう。自分が詳しく知っている好きなことについて書くだけですから。
もちろんそれでも、時間的には結構かかるとはおもいますけどね。1日や2日で出来る話ではありません。
数ヶ月単位でスケジュールを決めて、コツコツと作っていくのが良いでしょう。
どんなホームページを作る
具体的にどんなホームページを作るかですが、あなたが紹介したいものを出来るだけ詳しく紹介するような形が良いのではないでしょうか。というか、数百ページのサイトを作ろうと思えば、必然的にかなり細かいことまでかかないといけないでしょう。
例えば、将来はコーヒー豆や関連グッズの販売をしたいと思っている人がいたとします。こういう人なら、コーヒーに関するサイトを作ろうと思うはずですよね。
具体的なコンテンツとしては、コーヒーが飲まれるようになった歴史について書けそうです。あるいは、日本以外の地域でどんな風にコーヒーが飲まれているかなんていうコンテンツも作れますよね。ぜんぜん日本とは違う飲まれ方をする地域もありますから。
国内有名メーカーのブレンドコーヒーの味の違いもコンテンツに出来そうです。味の違いを文章で表現するのは、なかなか大変ですけどね。さらには、コーヒーを入れる機器の説明なんかもコンテンツになるでしょう。
このように、わりと細かいことまでコンテンツに入れる事は可能です。そして、こういった細かい事を書かないと数百ページレベルのコンテンツは難しいはずです。
しかし、細かいことまで書くからと言って、あまり専門的な用語を使うのは避けた方が良いかも知れません。読者は様々で、ほとんど知識が無い人もいる可能性が大きいからです。
知識が無い人でも読めるような易しい表現で、しかも内容的には深いことを書かないといけないわけです。率直に言って、慣れるまではちょっと大変だと思います。
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専門用語の使用は、実は難しい問題です。専門用語を多用した方が良いケースもあるからです。
例えば、ある程度の専門知識を持っている人をサイトに呼びたければ、専門用語が多めのサイトの方が良いはずですよね。知識がある人に対しては、専門用語が使われないウェブサイトは逆に読みづらいはずですから。
また、検索エンジン対策としても専門用語は使った方が良いという意見もあります。専門用語がたくさん入っていると、その用語で検索する人が探しやすいからです。
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試しに立ち上げてみてください
自分のサイトを持つこと自体は、現在ではそれ程大変なことではありません。また、たいしたコストもかかりません。
将来の企業を考えているのなら、とりあえずサイトの立ち上げだけでもやってしまいましょう。ビジネスを立ち上げるのなら、とりあえずやってみるというのは大事なことですから。
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