誰も行っていないような斬新なアイディアを見つけると、それだけで起業が成功したような気分になる人もいるでしょう。かなりの高揚感に包まれることと思います。
しかし多くの場合、そのアイディアは使いものになりません。なぜかというと、これまで実現されていないアイディアの多くは、何らかの理由で他の人が行っていないだけという可能性が高いからです。
どんなに奇抜なアイディアに思えても、同じようなことを考える人は他にもいるはずです。同じようなアイディアを思いついた人がそれを具体化しないのには、それなりに理由があるはずですよね。おそらくその理由とは、事業にしても儲からないと判断されたのでしょう。あるいは、実現するには何かとても高いハードルがあると考えたかです。
ですから、儲かりそうな新しいあなたの直感は間違っている可能性も大きいわけです。この点には十分に注意が必要です。
新しいアイディアを考えるのは悪いことではない
誤解して欲しくないのですが、新しいアイディアを考えること自体は悪いことではありません。というか、新しくビジネスを始めるのなら、必須の作業と言って良いでしょう。
大事なことは、一見良さそうなアイディアに見えても、何か問題がある可能性が大きいということです。そういう部分を冷静に見極めないといけないわけですね。
むしろ新しいアイディアはどんどん出していくべきでしょう。その上で、上手くいく確率が高そうなものを取捨選択して、具体的なビジネスにしていくというスタンスが良いのではないでしょうか。
たまたま思いついた一つのアイディアにしがみつき、それにしがみついてはいけません。特に資本力が無い故人の場合は失敗が許されませんからね。こういった視点はとても大事ではないでしょうか。
スポンサードリンク
スポンサードリンク