外国人留学生を雇うと人件費を下げることが出来る?

人件費は大きな支出の一つです。人件費を下げるために外国人留学生をアルバイトに雇いたいと思う人もいるでしょう。何となく外国人アルバイトだと、給料を安くしても大丈夫なような気がしますよね。

実際のことろはどうなっているのでしょうか。外国人留学生だと時給を下げても問題は無いのでしょうか。

日本人と同じ条件で雇わないといけない

結論から書いてしまうと、外国人留学生を使っても、人件費を下げることはできません。なぜかというと、国籍による差別をすることは、法律で禁じられているからです。外国人だと時給2割引というわけには行かないわけですね。

具体的には、労働基準法に次のような条文があります。

(均等待遇)
第三条  使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。

国籍を理由に賃金に差をつけるのは駄目ということですね。賃金以外も、国籍を理由に差別をしてはいけないということです。

ちなみに、国籍を採用基準にするのは問題がありません。外国人であることを理由に、雇用しないというのはアリなのです。

ただ、一旦雇ったら、外国人であることを理由に差別をしてはいけないということです。注意が必要ですね。

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