自宅を事務所にするのは良いアイディアだけど、賃貸だと禁止される場合もあるんだよね

初期費用を掛けずに起業をしようと思えば、自宅を事務所にするのが理想的です。事務所を借りるとなると、固定費が馬鹿になりませんからね。それがかからなくなれば、お金のやりくりはだいぶ楽になります。

ただ、賃貸マンションやアパートの中には、事務所として利用するのを禁止しているところも多いようです。こういったケースではどうすればいいのでしょうか。

原則論としては駄目なのでしょうが

原則論としては、契約書で禁止をしている以上、事務処理用は駄目なのでしょうね。

ただ、人を家に呼ぶことも無く、PCと電話だけで仕事をしているような人なら、事務処理用していることはほとんどバレる可能性が無いでしょう。そんな仕事でも駄目なのかといわれると、ちょっと疑問に感じなくもありません。

例えば、フリーのライターの仕事をしている人がいたとします。こういう人は自宅で文章を書いているケースが多いでしょう。こんな場合でも、事務処理用に当たるからNGと言えるのでしょうか。

あるいは、芸能人が仕事として自宅でブログを書いてたとします。これだって、自宅の事務所利用ですよね。これを駄目だと言えるのでしょうか。

この他にも、フリーで仕事をしているデザイナーとかプログラマーとかいった仕事は、判断に迷いますよね。こうやって考えると、どこで線を引くのは難しそうに思います。杓子定規に原則論だけで考えられる問題ではなさそうです。

看板を出すのは確実に駄目なのでしょう

もちろん、事務所の看板を出すのは駄目なのでしょう。仲介業者や貸主にもすぐにバレてしまいますしね。それに、自宅に人を呼ぶような仕事も、もちろんNGでしょう。

こういうことをするのは、バレるから駄目と言うだけでなく、周囲に迷惑もかけますしね。こういう場合は外に事務所を借りることを検討しましょう。

事務所を借りる前に、仲介業者なり大家なりに掛け合ってもいいとは思いますけどね。

大家や仲介業者に掛け合うのがスジなのでしょう

スジを通すと言う意味では、どんなケースでも、大家なり仲介業者なりに相談を持ちかけると言うのが良いのでしょうね。でもそうすると、やぶ蛇になりそうな気がしないでもありません。

迷惑は掛けないというこちらの主張が理解してもらえず、結局外に事務所を持たないといけなくなったとします。そうすると、固定費として安くてもつき数万円の支出は覚悟しないといけません。

自宅ではなく外で働くことになり、その意味でも不便です。ブログを書くためにカフェに行くのも馬鹿馬鹿しいですしね。

そう考えると、大家や仲介業者に掛け合うと言うのもためらわれてしまいますよね。

綺麗ごとを言う人もいるのでしょうが

こういうことを書くと、「契約書で駄目と書いているから駄目だ」とか「後ろ暗いところが無ければ大家と掛け合えば良い」という原則論を唱える人がいます。確かに、そういう主張があるのは理解します。

ただ、起業直後のような時期だと、月々数万円でも支出は避けたいですよね。リアルに考えると、少しでも節約するために、人の出入りが無いような場合は自宅で仕事をすることになるのでしょうか。

常識的なラインを考えながら、判断するしかなさそうです。

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