ファミリーマートでは、Tカードというポイントが付くカードを発行しています。TSUTAYA などでも使われているカードですね。ポイントシステムの運営自体は、カルチュア・コンビニエンス・クラブというところが行っています。
このTカードを提示すると、ポイントが付くだけでではありません。一部の商品は割引価格で購入することが出来たりもします。
ビジネスジャーナルの記事が噛み付いていた
さてこのTカードですが、ファミリーマートでは、ポイントが付かないケースでも提示を求められることがあるのだとか。もちろん、顧客として買い物をしにきているのですから、カードの提示を拒否することは可能ですけどね。
ビジネスジャーナルというネットメディアの記事の中で、この件に関して噛み付いている人がいました。1 記事の内容を一言でまとめると、電話して提示させる理由を問い詰めたが満足する回答が得られなかった、ということです。
記事を書いた山名宏和なる放送作家は、相当強い不信感を持ったようです。「よく考えてみると、この担当者の言っていることは無茶苦茶だ」「ファミマの回答に、気味の悪さを感じた」などの強い言葉で記事をまとめています。
不可抗力のような気もするけどなあ
今回の件は、率直に言って、この放送作家が難癖を付けているように感じられなくもありません。
コンビニのアルバイトにポイントが付くケースと付かないケースを把握させるのって、かなり大変なことですよね。そこまで指導を徹底できるところが、どれくらいあるかは相当疑問です。コンビニの仕事って、かなりたくさんやる事がありそうですからね。
そうであるのなら、一律でカードの提示を求めるさせるほうがシステムとして楽なのでしょう。コンビニの経営者としては、合理的な選択をした結果なのだと思います。そもそも最近は、外国人の店員も増えていますよね。彼らに教えるのは、かなり大変なことが想像できます。
コンビニの本部が真摯に答えていないと言いたいのかなあ
まあ、だったら、「コンビニ本部に問い合わせをしたときにもそう答えろよ」って、この放送作家は言いたいのかもしれませんけどね。
もちろん、カードを提示させることで、顧客の個人情報を集めようとしているのだという邪推も出来ます。特に、住民税などの納付をコンビニで行った場合、利用者の所得まで推測できてしまいますからね。こういったデータを集めることは、コンビニにとっては魅力的でしょうし。
でも、今回に関しては、そこまで指導できないというのが実態なんじゃないかなあと思います。少なくとも、教える優先順位としては低くならざるを得ないでしょう。
- Tカード、なぜポイント付かなくても出させる?ファミマの支離滅裂な回答の気味悪さ(Business Journal)2014年12月25日 [↩]
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