民主党の人たちの言動は、ビジネスをする上で参考になることが多いです。それは絶対にまずいだろうということを、頻繁にやってくれるからです。反面教師として、非常に役に立つわけですね。
まあ、国民としては、見ていて不安になることとも言えますけどね。一応、野党の第一党ですから。
久しぶりにすごい発言が
民主党が下野して以降は、民主党の影響力も低下して、発言自体を知る機会も減りました。新聞もテレビも、興味をなくしてしまったようです。
しかし、党首選が行われることになりメディアに取り上げられると、以前同様の気になる発言が飛び交っています。
そんな中で特に酷いと思ったのは、岡田克也が維新の党との新党構想があったことを暴露した件でしょう。2014年の衆院選の際に、細野豪志氏が維新との新党構想があることを訴えた、という発言をしたのです。しかも、維新に分党の構想があるというような発言までしています。1
合併交渉をしていた相手企業の秘密を暴露するようなもの
この発言の酷さは、企業の合併交渉だと思って考えると、非常に分かりやすいでしょう。岡田氏の発言というのは、合併の話をしていた相手企業の内幕を、経営幹部が暴露したようなものです。そんな相手を信用することなんて不可能ですよね。
維新の党としては、合併の可能性があるからということで、公になっていない秘密を民主党側に教えていたわけです。それをトップになる可能性がある人物が、いとも簡単に暴露してしまったのです。こんな事をしていたら、今後民主党と何かを一緒にやろうなんて絶対に思えません。少なくとも秘密の共有なんて出来ないと思うでしょう。
結果的に自分の評価を下げただけのように見えます
今回の発言は、一国民として見ても、かなり問題がある発言に思えます。こんな発言をするということは、公にしてもいい事と秘密にしておかないといけないことの区別が付いていない、としか思えないからです。その人物が野党第一党の党首になる可能性があると思うと、良い感じはしないですよね。
岡田氏の発言は、代表選のライバルの評判を落とすためにされたものでしょう。でも、評価を下げたのは誰なんでしょうね。一番まずいには、民主党自身の評価を下げたことだと思うのですけど。
ちなみに、岡田克也氏の父親は、ジャスコ創業者の岡田卓也という人です。父親のビジネスのセンスは全く引き継がなかったようですね。商売のセンスがないから政治家になったのかな。
- 【民主党代表選】岡田氏「新党構想どうなった!?」 細野氏「維新から『関西切り』提案あった」 野党再編で暴露合戦(産経新聞)2015年1月8日 [↩]
スポンサードリンク
スポンサードリンク