AKBグループが今度は新潟に進出するのだそうです。NGT48というグループを作り、劇場も作るのだとか。1 ちなみに、劇場がオープンするのは、2015年の10月1日なのだそうです。
なぜ新潟?
このニュースは、個人的には、非常に興味深いものでした。「なぜ新潟?」って誰でも思いますよね。
AKBグループが存在しない地域という意味では、札幌に作ったり仙台に作る事だって可能でした。広島に作ってもいいですよね。このあたりの都市に作るとなれば、それ程驚くことはありません。それなのに、なぜ新潟だったのでしょうか。もともと札幌にできるという噂はあったようですしね。
確かに日本海側の都市としては、新潟市はかなり大きな都市です。人口も80万人を超えるのだそうです。それでも、例えば、名古屋市の約228万人という人口と比べると、かなり小規模です。
その上、周辺に大きな都市も無さそうです。長岡市が比較的に大きくて、28万人くらいでしょうか。
これも例えば、名古屋市だったら、人口79万人の浜松市が新幹線で1時間を切る距離にあります。その他にも、それなりの人口がある都市が、周囲にいくつかあります。
こうやって比較してみると、都市の規模としてちょっと小さすぎるような。
上越新幹線の沿線を商圏と考えている?
もしかしたら上越新幹線の沿線を、すべて商圏だと考えている可能性もありますね。東京から新幹線で2時間程度で着くようなので、考えられない話ではありません。
片道1万円程度かかるので、よほど熱心な人向けという感じではありますけど。まあ、CDを何枚も買うような経済力がある人たちですからね。
そこまで考えているとすると、まあ新潟でもビジネスになるのかなあという感じはあります。
大所帯なのが一番ネックになりそうだ
そもそも、AKBグループって、大所帯が特徴ですよね。今ネットで調べてみたところ、AKB48にいたっては、100人以上のメンバーがいるのだそうです。もう48人ですらないようですね。
新潟に作るとしたら、さすがに少し小規模にはするのでしょう。それでも、数十人の人数を養うのは大変ですよね。生活できるだけの仕事を割り振れるものなのでしょうか。
ローカル番組の数も少なそうだ
ちなみに新潟だと、ローカル番組の本数も少ないはずです。名古屋や大阪だと、ローカル番組がかなり多いはずです。ローカル番組があれば、地元のアイドルを使おうと思いますよね。
それに、そもそも、新潟にはテレビ東京系列が無いようです。単純に局が一つ少ないというだけでも、メディアで売り込むときに不利になりそうです。
となると、NGTを作ったところで、メディアへの露出がどれだけあるのかよくわかりません。その意味でも、札幌や仙台で無く、新潟というのが不思議なところです。
もちろんノウハウはあるのでしょうけどね
以上のように考えると、新潟にグループを作るのは、かなり不思議なのです。少人数のグループなら、まだわかるのですけどね。
もちろんAKBグループは、10年近いノウハウの蓄積があるはずです。ですから、それなりに勝算アリという判断で進出しているのでしょうけどね。
まあ、グループとして出来上がるのはしばらく先の話です。興味を持って観察してみることにしましょう。
- 新潟にNGT48誕生 10・1新劇場オープン(オリコン)2015年1月25日 [↩]
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