先日、精肉店でちょっとしたトラブルがありました。梱包の途中で床に落とした商品を渡されたのです。
その店は、ビニール袋に入れて重さを量り、その後さらにビニール袋に入れて梱包するというスタイルをとっています。店員が床に落としたのは、重さを量り終えもう一枚のビニール袋で梱包する前のタイミングでした。
一瞬ためらった後に、何事も無かったかのように2枚目のビニール袋に入れていました。
床に落ちたのはビニール袋に入った状態ですから、衛生的な意味では大きな問題は無いのでしょう。でも、一度床に落ちたものを何もいわずに渡されるって、あまり愉快な気分では無いですよね。
それに、家に帰って調理するときには、床に落ちた袋を触るわけですよね。その袋を触った手で、商品を触る可能性だって小さくありません。
ちなみに、このときに対応していたのが、外国人と思われる女性でした。もしかしたら日本人なら、こんな対応はしなかったのかもしれません。
客が見ていないところでどうしているかはわかりませんが、明らかに客に見られている状況だと、少なからず気を使うところですからね。少なくとも日本人の感覚だと。
落とした肉は廃棄して、改めて量り直すところから始めようとすることでしょう。その前に客が落とした肉でも大丈夫と、止める可能性も大きいですけどね。
日本人との感覚の違いを感じたわけです。
外国人に対して教育するのは難しいでしょうね
今回のようなことって、実は、外国人に教えるのはとても難しいのかもしれません。
日本人にとっては、床に落としたら廃棄と言うのは、自然な感覚でしょう。かりにビニール袋に入った状態でも、多少でも衛生的に問題があると思えば、廃棄する人が多いはずです。それを客に見られている状況なら、なおさらです。
でも他国の人だと、感覚が違っても不思議は無いですよね。ビニール袋に入った状態だから、多少落としても問題無いと判断しても不思議はありません。
こういう感覚的な事って、外国人に理解してもらおうと思っても、ちょっと難しいことだと思うのです。しかも、今回のような件だけでなく、細かいことで色々あると思うんですよね。
雇う側の苦労が想像できますね。
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