明らかに日本語としておかしいコピーでも効果があるのでしょうか?| 不思議な広告を目にしました

明らかに日本語としておかしい広告が使われ続ける理由は何なのでしょうか?

ネットの広告で、「1日たった1時間の在宅作業で毎月10万円の不労所得!」というのも見かけました。ちなみに、2つのコピーとして「誰でも出来る無料の簡単副業!」というコピーもついていました。

この2つのコピーって、とても気になりませんか?矛盾だらけというか、意味が分からないというか。

一つ一つ見ていきましょう。

1日1時間働いたら不労じゃないよね

まず1つ目の矛盾が「1日たった1時間の在宅作業」と言いながら「不労所得」を謳っているという点です。

1日1時間働いたら、立派な労働です。どう考えても不労じゃないですよね。

コピーを作った人は、不労の意味を知らなかったのでしょうか。あるいは、分かった上で「不労所得」という言葉を使いたかったのでしょうか。

確かに、「不労所得」という語は、インパクトがある言葉です。ですから、コピーとして使いたい気持ちは分からなくはありません。

でも、明らかな誤用ですからね。ちょっと理解に苦しみますね。

副業はやっぱり労働と言うべきでしょう

2つ目の矛盾が、「不労」と言っているにもかかわらず、「簡単副業」というコピーも載せていると言う点です。

副業というからには、何かしらの仕事をすることになるわけです。ですから、やっぱり何らかの作業が伴うのでしょう。となると、不労という概念とは相容れません。

何もしなくても、毎月お金が入ってくるのなら、副業でも不労といえるのかもしれません。でも、そんなことでも無さそうですしね。1日1時間と書いていますから。

ということで、なんだかチグハグな広告でした。

意外と効果があるのでしょうか?

ただ、この広告ですが、実は数ヶ月前にも見ています。ということは、広告主は同じ広告を出し続けているということですね。

そこから推測するに、ある程度は効果を挙げている広告なのかもしれません。やっぱり、不労という単語が効果があるのでしょうか。

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