フジテレビの凋落ぶりを示す新しい証拠がまた一つ

2015年の年間視聴率トップ30を調べた結果がスポニチの記事になっていました。集計期間は「14年12月29日~15年12月27日」ということです。1

この調査で衝撃的だったのが、フジテレビとTBS の低迷ぶりです。TBS は2番組が、フジテレビは1番組がトップ30にランクインしただけなのです。

まあ、TBS に関しては、もともと視聴率が良いという印象はありませんでした。ですから、2番組ぐらいでも「ちょっと少ないなあ」という程度の印象しかありませんけどね。

より深刻なのは、何と言っても、フジテレビでしょう。というのも、ランクインした1番組も「全日本フィギュアスケート選手権2015 女子フリー」だけなのです。

はっきり言って、日本で人気のあるスポーツの中継なら、どこの局がやってもそれなりの視聴率は取れますよね。しかも、浅田真央が復帰したシーズンと言う好条件もありました。

フジテレビは長い期間にわたってフィギュアスケートに力を入れてきました。ですから今放送できると言うのはあるのでしょう。ですから、全くフジの実力と関係ないランクインだとは言いませんけどね。

まあ、フジテレビの絶望的な状況を示す一例と言って良さそうですね。しかも、フィギュアの放送日は12月27日だったそうです。ということは、集計期間を少しずらしていたら、ゼロだった可能性もあるわけです。

ちなみに、TBS のランクインした番組は、「世界野球 日本×韓国」「下町ロケット」の2番組です。こちらはドラマが入っているだけフジよりは良い結果と言っていいでしょう。

それ以外のキー局では、NHK が12番組、日テレが8番組、テレ朝が7番組でした。テレ東は安定のゼロです。

ということで、フジテレビの凋落ぶりが改めて示されたというニュースでした。


  1. 【15年高視聴率番組ベスト30】フジ1番組だけ 苦戦あらわに
    スポニチアネックス 2015年12月29日 []

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