一番大事な情報は一番目立たせる| 当たり前のことですが、守れていないケースも多そうです

自宅近くのパン屋が閉店することになりました。1週間後の閉店ということです。

朝食を買うために頻繁に使っていた店なので、個人的にはかなり大きなニュースです。これを読んでいる人たちには、全くどうでもいい事でしょうけどね。

私たちの教訓になることも

この一般向けには全く重要ではないニュースですが、私個人としてはちょっと学ぶことがありました。文字情報として連絡するときには、情報の順序を十分に考慮しないといけないという点です。

今回の閉店を知ったのは、カウンター近くに貼られていた一枚の掲示からです。おおよそ次のようなイメージの掲示でした。

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お知らせ

○○(店名)をご利用いただき、まことにありがとうございます。
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△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
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△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
△△△△△△△△△△△△△。店主体調不良のため、来る×月×日に閉店させていただくことになりました。

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率直に言って、何のお知らせなのかを理解するのに、結構な時間がかかりました。このお知らせの中で一番大事な閉店の情報が、一番最後に出てくるのですから当然ですよね。

しかも黒一色の手書きでした。読みやすさという意味では、これも問題でしょう。

紙の大きさから重要な情報だと思って目を通したのですが、結局読まずに終わってしまう人も多いでしょう。そもそも店頭の掲示なので、それ程時間をかけて読んでいられない人だって多いはずです。混んでいる時間帯だとゆっくり読めないでしょうし。

一番伝えたい情報は一番目立たせる

だとすると、この書き方は明らかに良くないですよね。一番伝えたい大事な情報は、一番目立つところに一番目立つように書いておくべきでしょう。当たり前のことですけど。

今回の例は特にひどいですが、意外とこれができていないケースもありそうです。最後まで読んでみないと分からないお知らせって、時々見かけますからね。

長年続けてきた店を閉めるということで、多分、色々書きたくなったのでしょうね。もちろん、その気持ちは分からなくはありません。でも、一番大事な情報が伝わらないのでは本末転倒ですからね。

はり紙に限らず、何かメッセージを伝えるときには注意をしたいものです。重要な情報は一番目立つようにです。

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