殺人事件の件数でみると日本の100倍危ないリオデジャネイロ州| ただ、冷静に考えれば、びっくりする程危ないということでもない

オリンピックを直前に控えているからでしょうか、時事通信にリオデジャネイロ州の殺人事件の記事が載っていました。それによると2016年の1から6月期では、2,470件の殺人事件があったのだそうです。これは、前年同期比で17%も多いのだとか。1

これだけだと分かりませんよね

半年で2,000人を超えるとなると、なんとなく件数が大きいような気はします。ただ、これだけでだと、どのくらいの多さなのかちょっと分かりませんよね。例えば、そもそもリオデジャネイロ州に何人くらいの人が住んでいるかで、話は全然違いますから。

そこで、もう少し掘り下げてみたいと思います。簡単にですけどね。

人口は1,500万人

殺人事件が多いのか少ないのかを判断するには、まずリオデジャネイロ州の人口を知ることでしょう。これはウィキペディアに「15,397,366人(2005年)」という情報が載っていました。少し古いデーターですが。

まあ、おおざっぱに言って、1,500万人程度の人が住んでいると言ってよさそうですね。日本でいうと、東京都の人口に比較的近いです。あるいは、日本の人口の1割強という言い方でもいいかもしれません。

日本の100倍程度の発生確率

次に、比較のために日本の殺人事件の件数を見てみましょう。ウィキペディアに次のようなことが書かれていました。

殺人既遂のみに限った場合の年間被害者数は2012年度で年間383人である

日本全体で1.3億人の人がいるとして、それでも1年間で383人の殺人事件による被害者しかいないわけです。件数とするとさらに少し小さくなりそうですね。

一方のリオデジャネイロ州では、1,500万人しかいなくて年間約5,000件の殺人事件が起きています。半年の数字が2,470件ですから、単純に2倍しました。

ということは人口比を考えると、リオデジャネイロ州の殺人事件は日本の100倍以上の確率で起こっているということです。こうしてみると、かなり危ない感じがしますね。

確率的に考えるとびっくりするほど大きい数字では無いのかも

もっとも、リオデジャネイロ州の殺人事件が多いとはいっても、心配しすぎることもないのかもしれません。1,500万人いて年間5,000件程度ですからね。人口1万人あたりにすると、年間3.3人程度です。

もちろん、巻き込まれる可能性は日本よりははるかに大きいんですよ。日本のようにほぼ心配がいらない場所で無いのは確かですから。現地に行く人が注意した方が良いのは間違いありません。


  1. 上半期の殺人17%増=ブラジル・リオ
    時事通信 2016年7月30日 []

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