『サザエさん』と『ちびまる子ちゃん』の視聴率がかなり落ちているのだそうです。1
具体的にどんな状況なのか、「おぽたる」というところの記事を整理しなおしてみました。
2014年頃～：裏番組の『真相報道バンキシャ！』に押されはじめる
2015年度：年間平均視聴率で『真相報道バンキシャ』に抜かれる
2016年度序盤：『真相報道バンキシャ』に負けるのが常態化
2016年５月22日：『サザエさん』の視聴率が7.7％を記録（『笑点』（日本テレビ系）の歌丸卒業回が放送された影響か？）
2016年５月29日：『サザエさん』14.0％、『ちびまる子ちゃん』10.0％まで回復
2016年７月３日：『サザエさん』は9.9％とまたもや二桁割れ（18時30分より放送開始した『SASUKE2016』（TBS系）の影響か？）
2016年７月10日：11.1％
2016年７月17日：10.7％
2016年７月31日：12.7％
2016年８月7日：10.1％
2016年８月14日：8.2％（強い裏番組が無かったにも関わらず）
こうしてみると、かなり厳しい状況であるのが分かります。
途中に色々ありましたが、『真相報道バンキシャ』に完全に勝てなくなっているというのが現状のようですね。ちなみに、2016年８月14日の『真相報道バンキシャ！』の視聴率は、11.9％でした。
また、一時的とはいえ、毎週見ていた番組を見なくなると、そのまま離れてしまう人もいるのかもしれませんね。その意味では、笑点で歌丸卒業スペシャルが放送された影響が意外と大きかったのではないかと想像します。
それにしても、「おぽたる」の記事を見る限り、日テレに負けているという印象が強いですね。『真相報道バンキシャ！』も『笑点』も日テレの番組ですから。それ以外の局の番組は、『SASUKE2016』しか出てきません。
とりあえずは、こんな状況のようです。
アニメの視聴率ランキングを見てみると、まだまだ強い『サザエさん』
ただ、『サザエさん』の視聴率をアニメの視聴率として見てみると、またちょっと違った印象を受けるかもしれません。というのはも、2016年８月14日の8.2％という数字は、その週のアニメ番組の視聴率としてはトップだったからです。
２位だったのが2016年８月12日の『クレヨンしんちゃん』で、視聴率は7.2％でした。つまり、『サザエさん』は１ポイント視聴率が高かったわけです。
という事は、『サザエさん』の視聴率は確かに下がっているものの、すぐに打ち切られるような状態でもないと言って良さそうですね。カテゴリー別で視聴率トップの番組を打ち切ったりはしないでしょうからね。
しかしながら、『ちびまる子ちゃん』に関してはちょっと心配です。8.2%を取った『サザエさん』のすぐ後に放送された回の視聴率は4.9％でした。
一応視聴率としては、第５位の数字です。とは言え、前の番組から大きく数字を落としているというのは、やっぱり問題でしょう。特に、『サザエさん』と『ちびまる子ちゃん』を見る層は近いと考えて良さそうですからね。純粋に評価されていない可能性すらあるわけです。
- 「フジテレビ完全終了のお知らせ」フジのエース『サザエさん』の視聴率が壊滅的に…！
おたぽる 2016年8月21日 [↩]
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