ユーキャン新語・流行語大賞ってどんな人が選んでいるのでしょうか?| 選考委員に政治的に偏った人が多いような…

2016年のユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。その年間大賞は「神ってる」だったそうです。

ん?この言葉って、流行語と呼ばれるほどよく使われた言葉でしょうか?

そういえば、1年前の2015年も「トリプルスリー」というあまり耳馴染みが無い言葉が選ばれていました。共通点と言えば、どちらも野球に関する言葉という事でしょうか。

選考委員を調べてみました

そこで、どんな人が選んでいるのかと思い、選考委員を調べてみました。新語・流行語大賞のサイトから引用してみましょう。

まず、2016年の選考委員は、次のような人たちです。

選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)で構成される。

続いて、2015年は次のような人たちです。

選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)で構成される。

2015年と2016年の違いは、鳥越俊太郎が入っているかどうかというくらいでしょうか。

ずいぶん偏った人選に思えます

2年連続で野球関連の言葉が対象に選ばれた理由は、選考委員にやくみつるが入っているからでしょうか。それとも、ほかに、野球に思い入れが強い人がいるのかしら。

まあ、それにしても、この選考委員ってずいぶん偏っていますね。姜尚中、鳥越俊太郎、やくみつる、室井滋、という名前を見て、ずいぶんと政治的に偏った人が選んでいるのだという印象を持たざるを得ません。

テレビなどでの彼らの発言を見ていると、反自民の急先鋒みたいな人たちばかりですからね。そして今年の流行語大賞でも、「保育園落ちた日本死ね」という単語が入っています。受賞したのが民進党の衆議院議員の山尾志桜里です。

そもそも、「保育園落ちた日本死ね」というのは、新語・流行語にふさわしいのかという疑問があります。そしてそのうえで、山尾志桜里が受賞するというのが疑問です。

これって、暗に、山尾志桜里がプロパガンダで作った言葉だと認めたという事なのでしょうか。それ以外では、彼女が受賞する理由が見つかりませんよね。本当に意味がわかりません。

まあ、企業が勝手にやっている賞なので、選考委員が偏っていても問題は無いのでしょう。それでも、テレビなどの報道を通して、2016年を代表する言葉などと言われると、違和感しか感じませんけど。

あと、政治的な中立性は別にしても、この人たちが流行語を選ぶのにふさわしい人なのかという疑念も抱かざるを得ません。流行に敏感な人たちとは、とても思えないんですよね。「姜尚中が流行語?」って思ってしまいます。

ユーキャンはどんなつもりで提携しているのでしょうか

ユーキャン新語・流行語大賞という名称からわかるように、この賞は通信講座のユーキャンが提携しているようです。有名な賞ではありますから、広告・宣伝の効果があると考えているのでしょう。

ただ、選考委員の偏りを考えると、政治的に色が付いた企業という印象も与えかねないような気がします。実際、この賞に関しては、選考委員の偏りや政治的な言葉が多すぎることなどが批判の対象になっているようですからね。

ユーキャンがそういう企業というのなら、まあ、それはそれで問題無いのですけどね。なんだか、リスクの方が大きいような気がしないでもありません。

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