前のページで書いたように、ユーキャン新語・流行語大賞の選考は少し偏りがあるように思われます。選考委員の過去の発言を見ると、どうも自民党嫌いの人たちを集めたという印象なんですよね。また、実際に受賞する言葉も、かなり偏っているという指摘もあります。
今回特に問題になりそうなのが、ベスト10に入った「保育園落ちた日本死ね」という言葉でしょう。「日本死ね」だけでも反発する人が居そうなのに、授賞式で賞を受けたのが民進党の山尾志桜里議員だったからです。
そもそも「保育園落ちた日本死ね」という言葉は、もともと匿名のブロガーのものだとされていました。でも、受賞したのが民進党の議員っていうのが違和感を感じます。
状況証拠から、政治的なプロパガンダを疑われても仕方がありませんよね。新語・流行語大賞という賞は政治的に偏っていると言っているようなものです。
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ユーキャンに反発している人も多いようです
こういう傾向が見られる賞ですから、賞の中に名前が入っているユーキャンに対して反発している人もいるようです。それだけでなく、お手軽な方法で、実際の行動を考えている人までいるようですね。具体的には、ユーキャンの資料請求はがきを何枚も送り付けるなんて手段が、ネットで紹介されていました。
ユーキャンの資料請求はがきは、スーパーなどで比較的簡単に何枚も手に入ります。それを送るだけで、ユーキャンにダメージを与えられるというわけです。
しかも資料請求はがきには、あて先はすでに書かれています。郵便料金もユーキャンの負担です。ですから実行する方は、ユーキャンの冊子を受け取って、はさみで切って送るだけで済んでしまうわけです。
実行したとしても実際のダメージは軽微でしょうけどね
まあ、この方法を取ったとしても、ユーキャンのダメージは軽微でしょうけどね。この手のはがきは、割引料金が使えるようですから。
具体的には、仮に1万枚送っても、郵便料金としては10万円から20万円程度しかかかりません。ユーキャンにとっては痛くもかゆくもない程度の額でしょう。
おそらく、資料を作成するコストの方が、よっぽどかかっているはずです。
はがきを送るという嫌がらせの中には、「死ね」と書いて送り付ける何てたちの悪いものもありました。こんなことをしたら、威力業務妨害でしょう。お手軽な嫌がらせのつもりが、犯罪者になんてことも全くない話ではありません。
電話で直接問い合わせをしてみる方が良いのかもよ
そもそも資料を取りに行く手間を考えたら、直接ユーキャンに対して電話して聞いてみる方がまだよさそうですね。くだらない嫌がらせをするよりも、はるかに効果的ではないでしょうか。その方が、正確に考えている事が伝わるはずですし。
もっとも、こんな姑息な事をする人たちは、正々堂々と問い合わせ電話なんてしないのでしょうけどね。思想的な部分以前に、人として姑息だと思います。
ユーキャンのスタンスが許せなくても、さすがに資料請求はがきを何枚も送るなんてことはやめましょうね。
ユーキャンは選考に無関係というスタンス
ちなみにこの選考に関して、ユーキャンはかかわっていないというスタンスでいるようです。単なるスポーンサーという事みたいですね。
具体的には、ユーキャンのサイトに、次のような事が書かれていました。
自由国民社主催、ユーキャン新語・流行語大賞受賞ワードの決定については、新語・流行語大賞審査委員会及び大賞事務局が実施しております。各ワードの受賞理由・選考方法等についてのお問合せについては、弊社ではお答えしかねます。ご了承くださいませ。
とは言え、「ユーキャン新語・流行語大賞」という名前がついている以上、この手の政治的な批判を避けることは難しいでしょう。というのも、政治的に偏りがあるというのは、以前から言われていることだからです。
ずっとスポンサーを続けるのなら、少なくとも選考に関しても否定的な考えではないと取られても仕方がないですよね。少なくとも私は、ユーキャンという企業にちょっと悪い印象を持ちました。
反自民というのがユーキャンのスタンスであるという事なら、全く問題ないのですけどね。純粋に商業的な価値を見出してスポンサーになっているとしたら、マイナスの影響も大きそうですね。
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