2016年のM-1グランプリの視聴率が、ネットニュースとして報じられていました。スポニチアネックスによると「関東地区は平均13・5%、関西地区は平均23・8%1 」なのだとか。ちなみに調査したのは、例によってビデオリサーチです。
これを見ると、関西地区での人気の高さがうかがえます。やっぱり関西の人は、この手の番組が好きなのでしょうね。根付いている感じがします。
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スポーツ報知が大誤報
さて、このニュースに関して、スポーツ報知が大誤報をしています。ちょっと引用してみましょう。
朝日放送(ABC)が生中継した関西地区の視聴率は関東の倍以上の23・8%。同じく午後8時55分に記録した瞬間最高視聴率は驚異の32・9%だった。2
これを見て、あれって思いませんか?23.8%って、13.5%の倍以上なのでしょうか。どう計算しても合わないですよね。
もしかしたら、最高視聴率が2倍以上なのかと思って調べてみましたが、デイリースポーツによると「瞬間最高視聴率は、関東が18・5%、関西32・9%3 」なのだとか。こちらも2倍以上ではありません。
数字のチェックくらいはしましょうよ
ネットニュースの記事は、確かにミスが多いです。でも、これだけのミスは、かなり珍しい気がします。
いくら何でも酷いですよね。このレベルの小数の掛け算って、小学校4年あたりで勉強する内容でしょうから。
いくらスポーツ紙でも、こんな間違いをしていると、読者をなくしますよ。もうちょっと頑張りましょうよ。
- 「M―1」西高東低 関西平均は関東の約2倍23・8% 瞬間最高32・9%
スポニチアネックス 2016/12/5 [↩] - 銀シャリ王者のM―1グランプリ、関西で23・8%の高視聴率…関東地区の約2倍
スポーツ報知 2016/12/5 [↩] - M-1、関西瞬間最高32・9% V銀シャリ地元で注目
デイリースポーツ 2016/12/5 [↩]
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