【予想通り?】送料は払いたくない人が圧倒的に多い

マンハッタン・アソシエイツというところが、オンラインショッピングに関する意識調査をしています。それによると、配送料を支払うことに抵抗を感じている消費者は多いようですね。1

ちょっと引用してみましょう。

オンラインショップや通販で商品を注文する際、配送料を支払うことに抵抗を感じるか質問したところ、「いつも感じる」と答えた割合は40%、「商品によっては感じる」は39%となり、抵抗を感じると答えた割合は合計79%だった。

ということで、約8割の人が配送料の支払いに抵抗を感じている事が分かります。逆に言うと、2割の人はあまり抵抗感を感じていないという事でしょうか。個人的には、そっちの方が、ちょっと驚きかもしれません。

送料が気にならないくらいの価格帯でしか買い物をしないという事なのでしょうか。それとも、利便性重視で送料を意識しないという事なのかな。

「商品によっては感じる」というのは、価格の安い商品には送料は払いたくないという事でしょうか。安い商品に対して送料を払うと、支払額に対する送料の割合が大きくなりますからね。こうなると、価格が安いネットで買うメリットを感じられなくなります。

もっとも、一律で送料を無料にした場合、少額の買い物をしている人が有利になるだけのような気もするんですけどね。結局のところは。

送料無料という事は小売店が送料を負担するという事なので、その分の利益を多く取られているからです。ただ、もともと単価が安い商品の利益は大きくできないので、そこから送料を負担するのは無理でしょう。という事は、結局は、単価が高い商品を買った利益から送料が支払われているわけです。

そう考えると、一律で送料無料が良い事なのか、疑問に思わないでもありません。少額の買い物をする人が有利なシステムですから。まあ、一律送料無料が出来るところなんてほとんどないので、〇円以上の買い物で送料無料という設定をしているところが多いのでしょうけどね。

なんにしても、送料無料というのは、多くの消費者が気にしているポイントのようです。ネット販売をするのなら、慎重に検討しないといけないポイントになりそうですね。

ちなみにこの調査、インターネットを使った調査でサンプルが2,000だそうです。対象は18歳以上の一般消費者という事ですね。

サンプルの選び方としては、ちょっと偏りが気になります。それでも、ある程度の傾向をつかむことが出来る調査と言って良いでしょう。

  1. 通販・ECの送料支払いに「抵抗感がある」は8割
    ネットショップ担当者フォーラム 2017/6/2 []

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