ご存知の方が多いでしょうが、明治のスナック菓子「カール」が地域限定の販売になるそうです。具体的には、西日本限定の販売になり東日本では販売されなくなるようですね。
また、販売されるのは「チーズあじ」と「うすあじ」の2種類だけになるのだとか。地域を絞った上に、味も人気があるものだけに絞られるという事のようです。
カールって歯にくっつくから食べにくいんですよね。味は悪いとは思いませんが、食べづらいといのは、やっぱり大きなマイナスポイントだったのでしょう。
それに加えて、お菓子の種類も増えていますからね。定番商品とは言え、存続し続けるのは難しかったのでしょう。
ところで、東日本と西日本という書き方だと、中部地方での販売はどうなるのか分かりませんね。気になる人もいるでしょう。
ちょっと調べてみたところ、中部地方は販売終了のエリアに入るようです。文化的には関西に近い三重県の人がショックを受けているようでした。
三重のカール好きは、絶望的な気分でしょうね。近いだけに悔しいでしょう。
レア感が出ると急にほしくにあるのが人間
さて、このニュースを受けて、さっそくカールは品薄になっているようです。実際自分でもスーパーをいくつかまわってみましたが、確かに売り切れていました。
それにしても、需要が無いから販売縮小をしたわけですよね。それにも関わらず、無くなると思ったら突然欲しくなるわけです。人間の心理って不思議ですね。
たいして食べたいわけでもなく、日常的に食べているわけでもないのに、このニュースを見て突然買った人も多いはずです。希少であるという事は、それだけで価値があるという事なのでしょう。
おそらく、「期間限定品」とか「個数限定販売」といった商品が売れるのも、これと近い心理なのでしょうね。今回の場合は長い間販売していた商品の撤退だから、より効果が大きかったはずです。
そんなに慌てて買う必要があったのか?
東日本で販売終了するから突然売れるというのは、理解できない話ではありません。でも、反応としてはちょっと過剰な感じもします。
というのも、西日本では今後もカールを買う事は出来るんですよね。もしそうなら、どうしても食べたいときには手に入れる手段が残るという事です。おそらく、ネットを使えば簡単に買うことが出来るでしょう。
つまり、多少のコストと時間をかければ比較的簡単に手に入るものを、我先にと争っているのです。しかもその商品は、需要が無いから撤退する商品なのです。
率直に言って、かなり滑稽な感じがしませんか?なんとなく限定感が増したから、慌てて買ったって事?
「限定」商法は効果ありって事だね
とりあえず確認しておきたいのは、「限定」商法はそれなりに効果があることが確認できたといことではないでしょうか。しかも、カールのように歴史も知名度もある商品だと、特に効果が大きそうですね。
ちなみに、カールの東日本撤退に関しては、様々な記事の中で分析が行われています。ちょっと違った角度からの分析しているものもあるので、興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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