厚生労働省がギャンブル依存症に関する調査結果を発表しています。それによると、依存症の人には次のような事が言えるのだそうです。1
- 現在ギャンブル依存症の人は全国に約70万人いる(人口の0.8%)
- 男女別に見ると、男性で依存症なのが1.5%、女性で依存症なのが0.1%
- 1か月の掛け金の平均は約5.8万円
- 約8割の人がパチンコ・パチスロにお金を使っていた
- 障害の牛に一度でも依存症だった疑いがある人は推計で3.6%
個人的に興味深かったのが、ギャンブル依存症の人の比率です。全国の0.8%がギャンブル依存症で、3.6%もの人が依存症の経験があるというのはちょっと驚きです。
率直に言って、身近にはギャンブル依存症の人はいません。知らないだけかもしれませんが。その感覚からすると、こんなにいるのかと思ってしまうわけです。
もう一つ興味深いのが、男女比率です。男性で依存症なのが1.5%なのに対して女性が0.1%しかいません。男性の方が15倍も多いのですね。
依存症が多い原因は明らかでしょ
ちなみに、依存症の経験者が3.6%もいるというのは、他国に比べてかなり大きい数字なのだそうです。そして、日本でギャンブル依存症が多い理由は明らかでしょう。今回の調査にも出ているように、パチンコとパチスロで依存症になる人が多いからです。
やろうと思えば、日本中いつでもどこでも、パチンコやパチスロで遊ぶことが出来ます。こんな環境だと、依存症になる人が多くても不思議ではありません。
ということは、本気で依存症が問題だと思うのなら、パチンコやパチスロに対する規制を強化してしまえば良いんですよね。でも、どうやら、そういう動きはあまりなさそうです。
依存症と言うには金額が小さい気が
1か月の掛け金が5.8万円というのは、どうなのでしょうか。これは意外と額が小さいような気がしないではありません。この手の平均と言うのは、中央値よりは高くなりがちです。
ということは、依存症と言う人でも多くの人は、せいぜい毎月5万円しか使っていない可能性が高そうですね。この程度なrあ、それほど深刻でも無いのかなあ。
- ギャンブル依存疑い、推計70万人 賭け金の平均は…
9/30(土) 1:21配信 朝日新聞デジタル [↩]
スポンサードリンク
スポンサードリンク