日本に来る外国人は、どの国の人が多いかご存知でしょうか。
この問いに関しては、多くの人が2つにまで絞れるはずです。おそらく、中国か韓国のどちらかですよね。
経済力や人口、日本との距離を考えると、この両国の人が日本に多く来ていると考えるのが自然です。実際、最近の調査では、日本に来る外国人の中で一番多いのは韓国人なのだとか。
1年で700万人の韓国人が日本に来るって事?
ちなみに、どのくらいの韓国人が日本に来ているのでしょうか。日本政府観光局と言うところが発表した推計値によると、2017年の1月から8月の間に約466万人の韓国人が日本に来ているのだとか。
466万を8で割って12をかけると699万です。ということは、単純計算では、2017年の1年間に日本に来る韓国人は、700万人近くになると考えられます。
ところで、現在の韓国の人口は約5,000万人なのだそうです。つまり、人口5,000万人のうちの700万人が今年1年間で日本に来るというわけですね。
これって、とんでもない数字だと思いませんか。だって、単純計算をすると、韓国人の14%が今年1年のうちに日本に来るという事ですから。
もちろん、1人の人が2回とか3回訪日するケースもあります。ですから、14%というのは、大きすぎる数字だとは思います。
ただ、それにしてもすごい割合の韓国人が日本を訪れていると考えられます。韓国人、日本の事が好きすぎます。
なかなか理解が難しいですね
韓国人と言うと、日本の事が嫌いというイメージがあります。
分かりやすいのは慰安婦像ですよね。最近は、バスの中に慰安婦人形を置いたりしているそうです。自分たちにとっても邪魔なはずなんですけどね。その不利益があっても、わざわざ設置したいのでしょう。
あるいは、徴用工の問題だとか、産経新聞の記者に対する裁判だとか、何かにつけて日本を叩く大統領だとか、韓国人が日本を嫌いであると考える証拠は、枚挙にいとまがありません。本当にいくつも出てきます。
さらに、客観的な調査でも、韓国人は日本が嫌いだという事になっています。アサン(峨山)政策研究院というところの調査によると、「最も好き」を10、「最も嫌い」を0として評価した場合、2017年は日本は3.33点だったそうです。これは、世界の国の中で3番目の低さなのだとか。1
しかも、2016年までは日本は、北朝鮮に次いで2位でした。サードをめぐり中韓関係が悪くなって、2017年になって中国が2位に入ってきたという事のようなのです。
べつに、日本の事が好きになる要素があったわけではありません。中国が勝手に順位を上げてきたのです。統計的に見ると、韓国は安定して日本の事が嫌いという事です。
韓国人の感覚ってよく分かりませんね
率直に言って、韓国人のこの感覚って、私たちにはよく分かりませんよね。
日本の場合、嫌韓的な世論が広がった時には、韓国への旅行者は激減しました。また、韓流ドラマはすっかり流されなくなりましたし、韓流アイドルを見かけることも減っています。
日本人にとっては、これが普通の反応のように感じますよね。韓国に対して悪い感情を持つようになったから、韓国には行かなくなったし、韓国文化とも距離を置いたというわけです。
もちろん、韓国人が日本を訪れるのには、旅費の安さや移動時間の短さなどがあるのでしょう。でも、それは日本も同じ事です。韓国は近くて安いけど、日本人は行かなくなったわけですからね。
やっぱり、不思議だとしか言いようがありません。
訪韓日本人も一応チェックしておきましょう
それでは、韓国を訪れる日本人の数はどうなっているのでしょうか。
聯合ニュースによると、2017年6月に訪韓した日本人は、16万7785人だったそうです。という事は、単純に12倍して、年間200万人程度と考えて良さそうです。訪日する韓国人の3分の1以下という事ですね。
もっとも、季節要因がありますから、こんな単純には比較できませんけどね。この時期だと、北朝鮮有事の話もありましたし。
それでも、大体のイメージはつかめましたね。訪日観光人の方が訪韓日本人よりも圧倒的に多いと考えて間違いなさそうです。
しかも、忘れてはいけないのは、日本の人口は韓国の2倍以上だという点です。やっぱり、韓国人って日本の事を大好きなんじゃないかなあ。
- 韓国人が「嫌いな国」、中国が日本を抜いて第2位に浮上
China Overtakes Japan to Become One of South Korea’s Least Liked Countries
ニューズウィーク日本版 2017年3月24日(金)16時36分 [↩]
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